私は、つい最近まで超が付くほどのヘビーユーザーで、パチスロ大好き人間でした。
パチスロしか趣味が無く、遊びの範疇を越えて借金が膨らんでいく毎日。
ですが、2022年を迎えたあたりにパチスロをしたいという欲求が完全に無くなったのです。
私がギャンブル依存症を克服した方法や、効果の度合を、同じ悩みを抱えている方に共有できればと考えました。是非、最後まで読んでいただき一意見として参考にして頂ければと思います。
STEP.1 ギャンブル依存症を自覚しよう
私もほんの少し前までは、間違いなくギャンブル依存症でした。
大学1回生の時からギャンブルにハマり、大学は何とか卒業したものの、4年間の学生生活ほとんどをパチンコ屋で過ごしました。
社会人になってからも2年目途中までは、同じような生活を続けていた為、期間にすると約6年間の間依存症だったと言えるでしょう。
ギャンブル中毒者の中で、その6年が短いか長いかは私には分かりません。
しかし度合で説明するならば、間違いなく重度のギャンブル依存症であったと自覚しています。
どのような生活だったのかというと、アルバイトや仕事の給料は全てスロットにオールベット。
生活費など先に必要かもしれない金額などお構いなし、その日を勝つか負けるかで生活していました。
もちろんこのような生活で、支払いや必要なお金が残るわけもなく、早々に借金を始めました。
最初はギャンブル仲間の友人から借りてパチンコ屋へ、勝ったら返し、負けたら謝って待ってもらう。
友人も待ちきれなくなると消費者金融へと走りました。
最初は友人への返済の為の借り入れでしたが、何回か繰り返すと、消費者金融は小言を言わずお金を貸してくれるし、気を遣う必要もないので消費者金融メインへと移りました。
ギャンブルなので勝つときももちろんあります。
その為、借金をしても即首が回らなくなるという状態にはなりませんでしたが、徐々に苦しくなってきました。
もう無理だと思ったタイミングで就職とい転機が訪れます。
大学を卒業し、就職したことにより給料は増え、月々の返済も余裕が出てきたのです。
消費者金融からパンパンだった利用限度額の増額の提案もありました。
そして更に大きな金額での負の連鎖に陥ります。
ですが、つい数月前にあったある事を転機にギャンブル依存症から完全に脱却しました。
私は、自分がギャンブル依存症だという事を早々に自覚していました。
そのおかげで辞めようと思い行動することは今まで幾度となくありました。
つまり自覚することで辞めれずともやめようと思い、行動することは可能になるわけです。
自分自身が依存症であることを自覚するのが最初の一歩であることは確実でしょう。
STEP.2 治そうと思ってスグ治せるものでは無い
自分自身でギャンブル依存症を自覚することが1ステップ目だと説明しました。
ですが、自覚する事がスタート地点であり、自覚したからといってギャンブルを辞められるというような簡単なモノでは無いです。
もちろん辞めようと思ったら次の日には辞めれました。という鋼のメンタルの持ち主もごく少数いるかもしれませんが、ほとんどの人はそうではありません。
では次のステップは、強制的に辞めざるを得なくなる人が出てくるステップです。
ステップ2は、借金をしていることが恐ろしいと自覚する事です。
借金はしていないけど自分はギャンブル依存症だという人は、まだ軽度と言えますし、借金をする前に次のステップ3まで飛んでください。
友人からの借金と消費者金融の借金がありますが、消費者金融は特に恐ろしいです。
簡単にお金を引き出せますし、月少額の返済さえしておけば怒られることも無いです。
しかし、消費者金融のリボ払いという制度が落とし穴なのです。
年利14％辺りの高利子で借りているのです。
私は、200万円ほど消費者金融から借り入れしていましたが、月の返済額が3万円ほどで、内約のうち約8割が利子となっています。つまり、元本がほとんど減らないのですよね。
そのような借金が、利用限度額近くまでいくと、もうこれ以上借金は出来ないし返済も馬鹿にならない状況になります。
そうなれば、事実としてギャンブルを辞めるか、人生を完全に捨てて不法な金貸しから借りるかの2択になるでしょう。
この究極の状態になれば、半分くらいは辞めれるのでは？と思います。
このステップ2で奈落に落ちるか地上にしがみつけるかの強制的な振り落としがあるのです。
ですが、この背水の陣までたどり着く前に、借金をしているという事と借金の明細や利子を確認しましょう。それがステップ3へ生きていきます。
STEP.3 長所を別の方へ活かし、意識改革
ここまでで、ギャンブル依存症の自覚と借金への認識を確認しました。
そして、ステップ3ではギャンブル依存症を別の角度から見ていきましょう。
ギャンブル依存症って、お金を働かず増やしたいという思いが根底にありますよね。
その為には、多少のリスクを許容して勝負にでることが出来るという長所ではないでしょうか？
また依存症は、ギャンブルで感じるアドレナリンによる所も大きいと思いますが、
そのアドレナリンを、ギャンブルには及ばないまでも、感じれるものに代替できればと思いませんか？
もう1つ、依存症の方ってギャンブルに対する知識の取り入れ方が凄まじい事が多いです。
パチンコやスロットでいうと、台の知識は無駄に詳しいですよね？競走馬の得意不得意は把握していたりしますよね？本気になっているモノの知識は、貪欲に勉強できるという事です。
このように、角度を変えれば長所と取れるんです。
つまり、それを他のモノに置き換えるだけなのです。それが、私の場合は株式投資でした。
別に、投資でなくても何でも良いんです。
【お金を稼げる,知識により優位性がある,確実性が無い】このような条件に当てはまるモノを探せば、完全にギャンブルと中身をすり替えることができるのです。
私は、根本に働かずにお金を稼げたらという思いがあり、Youtubeで中田敦彦さんの動画で投資によるFIRE（経済的自立による早期リタイア）の動画を拝見し、その為に必要な投資をギャンブルとすり替えという形でギャンブル依存症を脱却しました。
その過程で、遊技台のスペックや演出、期待値の勉強をするように投資の本を読み漁り行動を起こしました。ギャンブル依存症で悩んでいる方は、騙されたと思い少しでも読んでみて欲しいです。
私流の解決方法を説明しましたが、依存症は脳の病気です。
1人で解決することは難しい場合も多いです。
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皆さんも少しでも早くギャンブル依存症を克服する事を願っています。
少しでもお悩みの参考になれば幸いです。
