暗号資産（仮想通貨）って何？
最近よく聞く暗号資産（仮想通貨）ってどのような物なのか？
とても嚙み砕いて解説しようと思います。
まず、暗号資産と仮想通貨、２つの呼び方で耳にすることがあると思いますが、この2つは同義です。
国が正式に仮想通貨の呼称を暗号資産と取り決めたというだけの事なんですよね。
暗号資産で最も有名なのは、ビットコインですよね。
通貨は基本的に国家が発行していて、皆が1万円札には1万円の価値があるというのを信じているから価値があります。その信頼を支えているのは国家です。
ビットコインという暗号資産は、国家は発行しているモノではありません。
では、何を信頼して価値を発生させているのか？
それは、誰にも偽造や改変をさせないであろう仕組みが挙げられます。
ブロックチェーンと呼ばれる仕組みを活用し、すべての取引記録を保存しています。
そして、すべての取引を相互に承認するという作業により信用されています。
また、ルールがオープンに公開されているのも信用を裏付ける一つの要因です。
どれくらいの価値があるの？
２０２２年３月７日現在では、１ビットコインの価値が約４５０万円で取引されています。
２０２１年１１月辺りでは、１ビットコイン７００万円を越えていました。
２０１６年後半では、１ビットコイン辺り約６万円程度でしたので、とてつもなく価値が上昇していることが分かります。
この事実が、ビットコインが毎日多くの人に取引されている理由です。
これだけ値動きがあれば夢がありますよね。
私も１０年近く前にビットコインの価値に気付いていればと思います。結果論ですが…
ただ暴落することも多いので、値幅が大きすぎて現在は実際の利用目的より、値上がりを期待した投資目的で取引されることが多いです。
ですが、海外ではビットコインを法定通貨として認めた国が生まれました。
このようにビットコイン市場は現在まで間違いなく拡大を続けていると言えるでしょう。
その他の暗号資産はどうなの？
その他にもイーサリアムやリップルのような通貨が沢山あります。
しかし、現状では取引量や価値などの面でビットコイン１強という風潮はあるように感じます。
日本では取引されていない通貨もあるので、そのような通貨は海外で購入し、それをビットコインに交換してから日本円に換金するという作業が必要となることがあります。
このような事から、ビットコインが暗号資産の中での基軸通貨のようになりつつあります。
その他の暗号資産はビットコインの問題点を解決したような通貨になっています。
1コイン辺り1ドルでの換金を担保した通貨や、ビットコインより送金が低コストで行える通貨など、
毎年沢山の暗号資産が成長してきています。
このような暗号資産が今後どのような成長をとげるかは楽しみではありますよね。
暗号資産は買うべき？それとも一発屋？
暗号資産は怪しいだったり、すぐ価値を失うと言い警戒している人も大勢います。
実際、暗号資産は買うべきなのでしょうか？
結論を言うと、特に投資に興味が無い方なら買う必要はありません。
逆に投資を今現在行っているという人であれば、余裕資金で少しだけ運用するのが良いでしょう。
正直、暗号資産が今後も今の価値を維持できるか、生き残っているかは誰も分かりません。
もしかすると１０年後には誰も見向きもしない価値になっているかもしれません。
先述したように、ビットコインは特に値動きが激しすぎるのです。
ですので、投資のメインに据えるのは余裕資金がとても多額にあるという人か、人生一発逆転のような大きくリスクを取れる人だけにしてください。
むやみに初心者が大きく買うと手痛いしっぺ返しを食らう可能性が大きくあります。
ですが、投資の基本は分散投資です。多くの者に投資しリスクを減らすことが大切なので、投資している金額の１割～２割辺りは暗号資産を持っておくのが良いのではないでしょうか？
まとめ
まとめですが、暗号資産は価値が約束されているものでは無いので運用は自己責任です。
オススメはしませんが、リスクを大きくとれる人は一発逆転を狙ってみてもいいかもしれません。
とにかく夢のある世界ですからね。
これからの時代についていく為には、暗号資産の勉強はしておくに越したことはありません。
今回はかなりザックリとした説明でしたが、興味が湧いた方はインターネットで検索したり、
書籍を購入するなどして勉強してみてください。
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